📚11月30日は絵本の日📚お気に入りの絵本を読んで、お祝いごとに参加しよう🎵

15.11.2022
こんにちは、物語の主人公になれる絵本、BÜKI(ブーキー)です。 絵描きのみなさん、元気かな?今日はとっておきのお話を伝えるね!

こんにちは、物語の主人公になれる絵本、BÜKIです。
BÜKIの『読む物書き教室』へようこそ。
『読む物書き教室』では、絵本や物書きに関する知識や、物語を作るコツなどをご紹介していきます。他にも、物書きにまつわる面白情報や小話などもご紹介しますよ!

今回は、絵本の日にちなんで、絵本の作り方とおすすめの絵本のご紹介……はじまりはじまり。

伝えたいことを形にするってどうするの?BÜKIの絵本の作り方。

あらあら、お話のキャラクターたちが興味津々で女の子の周りに集まっています!さぁ、物語の時間です!

📚11月30日は絵本の日📚絵本を通して子どもたちはたくさんの楽しい🧚‍♂️🐣と出会ったり、モンスター👾にいたずらされたり、妖精にプレゼント🎁をもらったりします。こういった沢山の経験を経て子どもたちは豊かな感性を育むと考えられ、この日を「子供の心身の健康のための日」という意味で「絵本の日」となりました!

最近「絵本はどうやって作っているの?」というご質問をいただくことがあります。またBÜKIの絵本を読んでくれているお子さまの中には、ヴィシュワカルマ神(モノづくりの神さま)に憑りつかれて、どうしても自分で絵本を作りたい!という子もいらっしゃるかもしれません。

そんな「絵本を作りたい!」という方に向けて今日は絵本ができるまでの流れをご紹介しようと思います。✂️🎈🪡🧶

以前ご紹介した記事「自分だけの特別な一冊!?お家にあるものだけで絵本を作ろう」では絵本の製本方法を詳しく記しているので、興味がある方はそちらも合わせて読み進めて、世界にたった一つの絵本を作ってみよう!

さぁ!モノづくりの妖精さん!芸術の女神のミューズさん!出番ですよ!絵本を作る流れ

ミューズさんに、気まぐれなデイモン、それから…その端にいるのは…?

大昔の古代ギリシャでは、創造力は「気まぐれな妖精デイモン」🧚‍♂️🧚‍♀️🧚だと考えられていました。とても美しいものを生み出せる画家や彫刻家には「君の家にはデイモンがいるんだね」🏠とほめたたえたそうです。しかしデイモンはとっても気まぐれなので、時々ふらっといなくなることがあります。そうするとたちまち絵を描けなくなったり🎨、彫刻が掘れなくなって🗽芸術家たちは随分と悩みました。そんな悩める芸術家には「デイモンがいなくなっちゃったんだね?大丈夫またくるさ!」と励ましの言葉をかけたそうです。

さぁ!今こそデイモンよやってこーい!モノづくりの妖精よ!芸術の女神ミューズさんよー!芸術に関係する神様も妖精も大変気まぐれなので、決まった時に呼び寄せるのはとっても難しいんですね💦💦

いつでもデイモンやミューズさんと一緒にモノづくりができるようにするには、毎日取り組むのがよいといわれています。ある日一日突然絵を描くよりも🎨、毎日絵を描いていたほうが、いざデイモンやミューズさんがやってきたときにとっ捕まえて…ごほん、失礼。お招きして楽しくモノづくりができるというものです!🌟🌟

デイモンとミューズさんに席についてもらったら、さぁ!始めましょう!絵本作り!

絵本の基本的な作り方

①決め手はやっぱり出汁だね!アイデアを出すための下ごしらえ

どんな絵本が描きたいか、読んだ人にどんな気持ちになってもらいたいか、誰に読んでほしいかなど、作る絵本の目的や方向性を考えるよ!

②まだないものを見る!アイデアを固め

「どんな絵本を作るか」が決まったら次はその物語に関するスケッチをいっぱい描こう!どんなキャラクターがどんな場所で繰り広げるお話?
ここで「キャラクターの見た目」や「絵柄」を決めるよ!

③キャラクターを遊ばせよう!コンセプトとストーリー作り

大まかなお話の流れを描こう!キャラクターがどうなって、最終的にどうなる?

④どんな絵本になる?レイアウトづくり

絵本のサイズやページ数を決めつつ、見開きのページの見え方を考えるよ!ここに子のイラストがあったら分かりにくい?この文章にこのイラストで問題ない?といった細かいことを決めていくんだ!

⑤さぁ!想像を現実に!絵を描こう!

誰かにお願いしてもいいし、自分で描いてもいい!実際にイラストを描いて、文章を当てはめたらもう絵本の完成だ!

大まかな絵本の作り方は以上の通り!どうかな?簡単に言いすぎちゃったから、ヘンゼルとグレーテルのパンくずみたいに分かりにくい道しるべだったかな?💦

どうやってお話を作るの?迷子のモンスターを物語の終わりまで導く方法

絵本の主人公となるモンスターさんですが、どうやってお話の終わりまで連れていきましょうね?

絵本を描く人の中にはいろんなタイプの人がいるので、絵本の作り方やアイデアの思いつき方は千差万別!🎵物語の中で暴れまわしたいとっておきのモンスター🧚🦹🧙‍♀️🧛‍♀️🧝‍♀️を思いついてから描く人もいれば、伝えたいことを優先して描く人もいるようです。📮✉️

さぁ!面白くってかわいくって、でもちょっぴり怖いとびっきりのキャラクターができた!このモンスターのお話が描きたいけれど…どうにも物語が思いつかないなぁー。お話の途中で迷子になっちゃった!なんてこともあるはずです。

物語の描き方に明確なルールなんてないとはいうけれど、どうしても思いつかないときはどうするの?そんな人には絵本の定番のお話の流れに沿って描くのがおすすめです。

絵本の定番のお話

絵本の定番①「行って帰ってくる」
主人公がどこかへ行ってもとにいた場所に帰ってくるストーリー。🏝️🚶🏠
(例:「かいじゅうたちのいるところ」 主人公の男の子がかいじゅうたちのいる島へ行きつく→かいじゅうたちから逃れて自分のお部屋に戻ってくる)

絵本の定番②「起承転結」
起承転結とは大昔に考えられたどんな人にとってもわかりやすいお話の伝え方です。起→承→転→結のようにお話を伝えることで読んだ人にとって分かりやすく、気持ちのよいお話になります。
「起」は「物語の設定や登場人物を紹介して、お話の始まりを伝える」部分。🧙‍♀️
「承」は「問題や事件が発生する」部分。🦹
「転」は「問題が解決する」部分。🗽
「結」は「問題が解決した後、どうなったかを伝える」部分。💎

分かりやすく「桃太郎」を起承転結に当てはめて考えてみよう!桃太郎さーん!こっちに黍団子をくださいなー!
・桃太郎の起承転結
「起」→おばあさんが拾ってきた桃から桃太郎が生まれる🍑
「承」→おばあさんたち村人は悪さをしている鬼に困っている。桃太郎は恩返しとして鬼を退治に鬼ヶ島へ向👹🏝️🚶
「転」→道中仲間にした犬猿キジと共に鬼と戦う🦚🐒🐕
「結」→鬼を退治してお宝を持ち帰る🏠🚶🦚🐒🐕💎

絵本の定番③「くりかえし」
次に定番な絵本の物語構成は「繰り返し同じような場面に立ち会う」という「くりかえし」のストーリーです。(例:ネズミ君のチョッキ等)「大きなカブ」🌿でも、カブを抜くために、どんどんキャラクターが加わるという同じ場面、同じ出来事を繰り返す「くりかえし」のストーリーが使われています。

同じ内容が何度も続くことで、たのしい絵本のリズムを作ることができるんだ。そうすると「次は何が起こるの?」「次もまた新しいキャラクターが出てくるの?」「次こそ何かが変わるの?」なんてワクワクしながら絵本を読めるんだね。

芸術の女神のミューズさんおすすめの絵本!

芸術の女神のミューズさんからのおすすめ絵本!これらを読んで想像力を膨らませよう!

絵本を作るための一番ためになること、それはたくさんの絵本を読むこと!📚今回は芸術の女神🗽さまがおすすめするとっても楽しい絵本たちを紹介するね!たくさんの絵本を読んで、いろんな体験をして、たくさんのお友達を作れますように。大丈夫!君ならジャバウォックも、メデューサも、鬼ヶ島の鬼だって仲良くしてくれるはず!

おすすめ①『スイミー 小さなかしこいさかなのはなし』 レオ・レオニ

タイトル:スイミー 小さなかしこいさかなのはなし
作:レオ・レオニ
翻訳:谷川俊太郎
出版社:好学社

📚絵本のあらすじ📚ある広い海の中、楽しく暮らす赤い魚の兄弟たちがいました。この赤い魚の中にたった一匹の黒い魚がいました。それが「スイミー」。

おすすめ②『ウエズレーの国』 ポール・フライシュマン

タイトル:ウエズレーの国
作:ポール・フライシュマン
絵:ケビン・ホークス
訳:千葉 茂樹
出版社:あすなろ書房

📚絵本のあらすじ📚このヘンテコな町では男の子はみんなモヒカンで、女の子はしっちゃかめっちゃかに髪を結われて、みーんなおんなじ形の家に住んでる。この町に住むウエズレーには、友達がいない。だって、みんな同じ格好をしているのに、ウエズレーだけはそうしないから。

おすすめ③『怪物園』 junaida

タイトル:怪物園
作:junaida
出版社:福音館書店

📚絵本のあらすじ📚僕らの町に、怪物がきた!遠くから見るとそれはお城のようでした、けれども、屋根には目玉、窓からは毛むくじゃらの手、蹄のついた長い脚もあります。みんなはそれを怪物園と呼びました。

📚11月30日は絵本の日!!📚お気に入りの絵本を読んで、自分だけの絵本を作って!

素敵な絵本の世界に触れて、楽しい嬉しい面白い世界を体験しよう!

📚11月30日は絵本の日!📚絵本はたくさんの物語や登場人物から子供に豊かな感性を育むことができると、昔から考えれられていました。「子供の心身の健康のための日」という意味で「絵本の日」と認定されました!

今回は絵本の作り方に焦点を当てて、物語の組み立て方や、絵本ができるまでの流れを説明してみました。絵本を作るって、実はとっても長くて、険しい道なんですね。ジャバウォックなんて、強烈な敵は出てこないけれど、何かを生み出すには気まぐれな妖精と女神さんたちを相手にする分とっても大変です。

絵本の日は、ぜひ絵本と何かしら触れ合っていただけると嬉しいです。

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