🌟毎年恒例🌟冬☃️と春🌸の大喧嘩!今年こそ決めます⛄2月の季節🌸

07.02.2023
こんにちは、物語の主人公になれる絵本、BÜKI(ブーキー)です。 絵描きのみなさん、元気かな?今日はとっておきのお話を伝えるね!

こんにちは、物語の主人公になれる絵本、BÜKIです。
BÜKIの『読む親子教室』へようこそ。
『読む親子室』では、季節に沿った手遊びや、季節にまつわる面白い情報を発信します!

今回は寒いけど、なんとなく春に近い気もする2月にまつわる面白いお話をお届け!…はじまりはじまり。

暦だと春!?2月4日は立春!?こんなに寒いのに春なの!?如月(2月のこと)さんの複雑な事情

2月さんって実はとっても複雑な事情をお持ちなんだって…!今日はそんな2月についてより詳しく説明するよ。

1月が過ぎてやっと新年気分が抜けてきたかも!けれども、2月ってまだまだ寒くて、いやむしろ冬の本場というぐらい寒い季節が続いているなぁ…そう思いませんか?🥶🥶

2月は日本の旧暦では🌟「如月(きさらぎ)」🌟と呼ばれていて、英語では「February」ローマ神話のフェルブルウス(お月様の神さま)にちなんで名づけられているよ。

日本の昔の暦上だと2月は🌸春🌸に分類されて、しかも春の初めを意味する「立春」も2月4日に定められてます。これは昔の日本の暦は太陽の動きから1年を24分割して作られたのに由来しているよ。そのため、1~3月が春🌸。3~6月が夏🍃。7~9月が秋🍁。10~12月が冬⛄という区分になっています。

だから、日本の伝統的な文化としては2月は春に当たるわけだね!

けれども、こういった季節の間隔というのは暦や時代の温度感によって若干変化していくもの。現代の気象庁が定めている季節では旧暦とは異なる季節分割になっています。

気象庁では「3~5月は春🌸」「6~8月は夏🍃」「9~11月は秋🍁」「12~2月は冬⛄」という区分になっています。

そうか!暦によって季節の分割って変わるんだね。現代の感覚的に言えば2月は冬となるわけだ…。

…いかがですか?春さん、冬さん。お二人とも全然納得していないようです💦💦

そもそもの疑問!12月(冬至)よりも2月(立春)が寒いのはなぜ?

12月よりも2月の方が寒いのは実は気象学的な理由があるんだね!

12月には冬至⛄があります。冬至も立春とおんなじように日本の昔の暦によって定められた日付で、12月22日が「冬至」と言われています。冬至は一年の中で一番太陽の出ている時間が身近くて、とても寒い日とされています。

あれ・・・でもおかしいな・・・。冬至よりも、2月の方がずーっと寒いんだけど!!そう思ったあなたは…とっても鋭い!🌟🌟

2022年の⛄12月⛄の平均気温は7.5℃🥶でした!対して2022年の🌸2月🌸の平均気温は現時点で6.8℃…!🥶🥶🥶

あれおかしいな…2月の方が寒いじゃないか!そうなんです、2月って12月よりも寒い傾向にあるんだね!

太陽が一番当たらないときよりもずっと寒い気温になるのはどうしてだろう?🌞⛅⛄

それは僕たち人間が地上で感じる気温は、🌞太陽のエネルギー🌞がどれだけ入ってくるか、どれだけ出ていくかで決まるからだよ!

ここで、一旦想像タイム!穴の開いたバケツを想像してみて?🪣そのバケツにじょうろでたくさん水💧💧を入れてみよう!そうすると穴が空いているのにバケツにたくさん水が溜まっていくよね?逆にじょうろから水を入れる量を少なくしてみると…穴から出ていく水が増えてどんどん水が減っていく…!

この穴の開いたバケツが地球で🪣=🌏、じょうろが太陽🚰=🌞、じょうろから流れる水が太陽のエネルギー💧=♨️だとします。

たくさん太陽が当たってじょうろの水がたくさん注がれているとき、バケツの中には水でいっぱいになるね。逆に太陽の光が一番少ない時…冬至になるとじょうろから出てくる水が少なくなってどんどんバケツの中の水が減っていきます。けれども、バケツの水は少しずつ減っていくから最初は水が結構残っているよね。しばらくすると全部流れちゃうけど。

冬至よりも2月が寒いのはこういうメカニズムなんだね!

つまり冬至直後(じょうろから入れる水が少なくなる時)は地球に残っているエネルギーが多いから(バケツの中の水の量)案外暖かいんだね。むしろ冬至から1~2か月過ぎたころの方が地球に残っているエネルギーが少ないから気温が寒くなってしまうんです。

2月の処遇を君が決めちゃおう!2月は春?冬?町へ出て調査だ!

机の上でうんうん考えていても仕方がない!こういう時は外へでて調査がいちばんだ!

学校や幼稚園、保育所では2月になると「立春だねぇ」「春が始まるね」「まだ寒いけれど、これからお花が咲いたり、生き物が冬眠から起きだすころだよ」という話を聞きますよね?

こんなに寒いのに春なんて…信じられない…そう思っているお子さまもきっと多いはず。ここは「春だ!」「冬だ!」と頭ごなしに決めるのではなく、一緒に調査に出かけてみませんか?🌟🌟

「そうか!そんなに疑うならば、証拠をつかんでこーい!」ということで、町へ出て立春を感じさせるものを見つけに行ってみましょう!

風物詩を見つけて、季節の訪れを感じることが出来るはず🌟

立春に咲く花

フクジュソウ

椿

立春に見られる鳥

うぐいす

めじろ

立春ごろに見られる虫

テントウムシ

photo from ぱくたそ

くまばち

photo from ムシシル

上記のものが見つかれば間違いなく春は近づいていると実感できるはず!

子どもと一緒に街を散策して、春の訪れをぜひ感じてみてください。

外に出るのはちょっと寒いから…お家で季節を楽しめるものはないかな?
そんなインドア派のお子さまやご家族にお勧めなのは季節を感じられる絵本です🌟

ぜひ、1年、12か月を大冒険することができるBÜKIの「みつけて!たんじょうびまでのだいぼうけん」で春の訪れを感じてみてください🌟

如月さんの季節を決めるのは君だ!季節の巡りを感じよう

さぁ!みんなでお散歩しよう🍀🍀

2月って複雑だね!暦によっては春だったり冬だったり!なんてややこしいんだ!冬至よりも寒いこともある2月だけど、大丈夫、間違いなく春に近づいているからね。

小さい頃は「いつまでもこのまま寒かったらどうしよう…」と不安に思ったものです。そんな不安に感じ、これから氷河期の準備をしているお子さまがいたら、一緒に春を見つけにいこう!とお散歩に誘ってみましょう。

素敵な発見があればぜひBÜKIとシェアしてみてくださいね!

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