
ようこそ『読む工作教室』へ!
『読む工作教室』では、小さくて偉大な大工屋さんの芸術作品作りのお手伝い方法をご紹介していきます。
今回は、ヨーロッパで愛されている土の妖精ノーム流しみ方をお伝えします…はじまりはじまり。
素敵なことはいつだって足元にある
お散歩にいくたびに、子どもがもの🌱🍁💐を拾ってきてしまい困っている…と言う人も中にはいるかもしれません。背丈の問題で、子どもには地面が大変近くにあります。ですから、地面に落ちている素敵なもの🌰を見つけることも、子どもにとってはおちゃのこさいさいなんですね。
土の妖精のノーム🧚♀️たちも身長15cmの小さな妖精です。どんなに小さくとも彼らは地下に眠る🎁財宝🎁を見つけちゃうのですから。
皆さんも少し視線を低くして世界をみてみると、そこには壮大な🔔お宝🔔があることに気づくはずです。
それは色とりどりなお宝!そう、あの親指姫の住む世界。草🌿と花🌺と虫🐛と地面🍀のお宝🌼です。

親指姫とノームと草花の世界
小さな親指姫が囲まれていた草🌱と花🌸の世界。地面にはいつだって面白い物が落ちているものです🌰
ノームの見つけるお宝🎁も、虹の先のお宝🌈も、全部地面のどこかに生えて🌱いるのですから🌱 私たちの身近に生えている草花の知識があれば、普段の景色は一風変わった彩を持つはずです✨
今回はいくつか素敵な春の草花をご紹介します🌱🌲🌳🌵🌷🌹🌻🍄
💠オオイヌノフグリ💠

明治の元にヨーロッパから渡ってきた植物です。花は太陽🌤に反応して咲くので、日が暮れるとしぼんでしまいます🥀 花が咲いている時は薄い青色のきれいな花を咲かせています。 名前の由来はイヌノフグリという、日本古来から咲いている花に似ているからだと言われています。
🌺イヌノフグリ🌺

小さな瞳👀がのぞいているように見えることから「星の瞳🌟」とも呼ばれているようです。
🏵ナズナ🏵

主にはぺんぺん草と呼ばれています。春の七草に含まれ、麦🌾とともに中国から渡ってきたと言われています🚢
ナズナは万年草ですが、冬の間❄️に花は咲かず、暖かい頃🌸になってから花を咲かせます。撫でたくなるほど可愛いを意味した「撫菜」が訛って「ナズナ」となったと言われることもあります。
🍀カタバミ🍀

ハートの形💚💚💚の3枚の葉が集まった形をしています。稀に4枚葉が集まり、四葉のクローバー🍀になっていることもあります。
カタバミは真鍮の鏡🪞や仏具を磨くために古くから使われていました✨ そのため「鏡草」とも呼ばれています。
黄色いお花🌼を咲かせるものが主流ですが、なかには深い紫色の花を咲かせる「ムラサキカタバミ」という種類もあります。
💐ムラサキカタバミ💐

素敵な草花で押し花を作る
素敵な草花を見つけたら、きっと摘んで帰りたくなるに決まっています🌸 誰だって綺麗なものは大好きですからね♪ それに小さいやつっていうのは欲張りなものです。ノームだって、一寸法師だって、そうでしょう?
さぁさぁ見つけた草花を小さなポケットに入れて持ち帰りましょう🐸 何事だって小さいモノの方が得をするものです。舌切りスズメのおじいさんの例でもご存知の通りね。
けれどもポケットに入れてお家に持って帰ってきた素敵な草🌱や花🌸をそのままポケットに入れたままにしていたらもったいない!これはノームもカンカンに怒ってしまう所業です😡かわいそうな草花が萎れて、元気がなくなってしまいます…🥀
そんな草花の楽ちんなノーム流保存方法を今回はお伝えします✨

左)お花や草と電子レンジ 右)お花や草をキッチンペーパーの上で並べた写真
- 公園などで集めた落ち葉🍂をジップロッグなどに入れて持ち帰りましょう
- 落ち葉に着いた水滴や汚れを軽くティッシュで拭き取る👌
- キッチンペーパー1枚分の大きさに切った段ボール📦の上にキッチンペーパーを敷き、落ち葉を重ならないように並べ、キッチンペーパーと段ボールを上からかけて挟み込む📚
- 電子レンジに入れて500wで40秒ほど加熱🔥(加熱しすぎると草花が燃える場合があるので、様子を見ながら加熱しましょう)
お花や葉っぱによっては色が変色するものもあります、どんな色合いになるのか楽しみながらやってみてください✨
作った押し花や押し葉で作品を作る

おしゃれが大好き🕶、綺麗なモノ🌸が大好きなノーム流に集めたお花💐や落ち葉🍂を押し花にしたら、それを使った工作をしてみませんか?
動物の形に切り抜いた紙に、ボンドで押し花を貼り付けたり🪚🪛📌
ハサミで切ってすぐに使える親指姫👸やノーム🧚♀️や春ハのモンスター🌸のテンプレートを下の画像をクリックで画像をダウンロードできます。




こんなイラストを用意してみて、草や花を貼り付けてみよう!
背中に葉っぱを貼ってハリネズミの針にしたり、手に花を持たせてみたり…オリジナルのスプリングモンスターの出来上がり♪

①画用紙を細長く切る
②画用紙にボンドなどで花びらや落ち葉をくっつける
③画用紙のてっぺんにホールパンチなどで穴をあける
④リボンをくくりつける
⑤補強のために全体に透明なテープをはる
すてきなしおりの完成です♪
小さいっていうのは特別なこと

大人が見落としがちな足元の世界…🥾 その世界はノーム🧚♀️や親指姫👸やその他たくさんの生き物🐜🐛🌱🍂に溢れた色とりどりな世界。身長が低く、妖精やいたずらっ子な生き物たちと視点の近い子どもたちも、この彩鮮やかな世界が見えているはずです👀🌱
普段は草🍃や花🏵のことは日常の中で気にせず生きていくことができてしまいます。けれども少し探ってみたら案外楽しくて✨、素敵💫な情報が山ほどあるかもしれません⛰🗻🏔
あるいは素敵なノームの宝ものが出てくるかも……?🎁
アリスの落ちた穴も、おむすびをころりんと落とす穴も、ノームの見つけるお宝もね。いつだって、素敵なモノは地面にあるんですからね….🕳👈
さぁ、この機会に、いつも歩いている🚶♂️🚶♀️散歩道🛣にどんな素敵な植物が🌵生えているのか、じっくり観察してみませんか?🔭
いかがでしたでしたか?子どもが持って帰ってきたいろんな宝物の使い道を考えるきっかけとなれば嬉しいです♪ 元気で伸びやかに子どもが発想し、豊かな心を養えますように😊
他にも、『こんな話が読みたい』などあれば、ぜひ教えてください✨